Paper-Chase's Prayer

コンサル&外資系金融での実務経験をもとにビジネス・仕事術系の雑感を書いていきます。

誰もがPCで毎日数回は実施している、本当は要らない手順(とそれをやめる方法)

■「ゴミ箱に移動しますか?」のムダ

パソコンを使っていて「要らなくなったファイルを捨てる」という操作はどなたも一日何回かやっていると思います。

ファイルを選んでDeleteキーを押すと、ゴミ箱に移動することができます(今までファイルをゴミ箱にドラッグしてた方は時間をムダにしています。ぜひDeleteキーでの削除を習慣づけましょう)。

で、削除しようとすると「このファイルをゴミ箱に移動しますか?」と確認のダイアログが表示されます。しかし、これって本当は要らないと思うんです。

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なぜかというと、誤ってファイルを消去して戻せなくなってしまわないようにWindowsMacでは「ゴミ箱」という素敵な概念があるわけです。誤って消去しても、ファイルは一時的にゴミ箱内にあり、必要なら元に戻すことができます。

このように誤操作への対策がなされてるわけなのに、なぜいちいち「ゴミ箱に移動しますか?」と聞くのでしょうか。慎重といえば慎重ですが、私には二重のフールプルーフ(予防策)はムダなように思えます。


■確認のダイアログを出さない設定にする

ということで私は、この確認のダイアログを出さない設定にしています。設定方法は、ゴミ箱を右クリック→プロパティを選ぶと、設定のダイアログに「削除の確認メッセージを表示する」というチェックがありますので、これを外します。

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これを知ってから数年はこの設定にしていますが、私はそれで困ったことは一度もありません。繰り返しになりますが、誤って消去しても、ゴミ箱から戻せばよいわけです。(余談ですが、消去した直後なら"Undo"(Ctrl+z)ですぐに元に戻すことができます)

今まで何万個とファイルを捨ててきたと思いますが、その数だけダイアログ→「はい」の手間を浮かしてきたわけです。1回につき1秒だとしても、トータルで数万秒の削減です。

また、「いちいち確認してこない」ことの快適さは、この手の設定を活用されている方ならお分かりかと思います。業務中に矢継ぎ早にファイルを作ったり操作したりしていく中で、仕事の流れをいちいち止めずにスピード感をもってテンポよく作業を進めることができます。これが、ショートカットキーやこういった設定の最大のメリットです。

 

※補足:なお、私は絶対に今後使わないファイルを削除するときは[Shift+Delete]で削除しています。これは、ゴミ箱をすっ飛ばして削除します。

ゴミ箱に入っている状態では、復活できる分、当然にハードディスクの容量を使いますが、[Shift+Delete]によって、ハードディスクの容量を使わずに済みます。逆に復活できないというデメリットがありますので、ここだけは慎重な操作が必要になります(上記の設定をしていても、さすがにこっちの場合は確認のダイアログが出てきます)。

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自著の宣伝。こちらの記事↓もご参考ください。

paperchase.hatenablog.com

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