Paper-Chase's Prayer

コンサル&外資系金融での実務経験をもとにビジネス・仕事術系の雑感を書いていきます。

たまには大胆にウソをつきたい診断士の方へ

タスクール主催で初となる理論政策更新研修(中小企業診断士に定期受講を義務付けられている、知識補充のための研修)が去る8月6日に都内で行われました。

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私は「コミュニケーションゲームを通じた従業員評価手法」をテーマに登壇させていただき、理論研修での講師も初めてとなりましたが、どうにか無事に終えることができました。というかこちらの狙いどおり、非常な熱狂をもって終わらせることができました(ラスト45分は超熱戦でしたね>受講者各位)。

研修の内容についてはタスクール理論研修のHP(またはこちらの過去記事参照)にて記載のとおり、「コミュニケーションのゲームを用いて社員のスキルを評価する手法を体験し学ぶ」というものです。

このゲーム(「人狼」と言えば分かる方もいると思います)はシンプルかつ奥が深く、ビジネスにも通じるスキルの発揮が求められるため、楽しみながら多くの気づきを得ることができます。

つまり、

  • 4時間飽きずに受講できる
  • 人材スキルの評価手法が学べる
  • 自分のスキルの強みや課題に気づける

といった点が本研修から得られるベネフィットです。

ただ、これを開発・実施する中で、さらに大きなベネフィットがあるなと気づきました。それは

  • 堂々をウソをつける

というものです。

このゲームでは人狼役になった人は、ウソをつき通さなければなりません。大きくは人狼チームと市民チーム(要はモンスター VS 人間)に分かれるのですが、人狼役は徹底して市民のフリをしなければなりません。

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ウソをつかなければならない、というか、ウソが上手いほど勝てるゲーム、ウソが匠みなほど周囲からリスペクトされるゲームです。また、市民チームでも一部の方(「預言者」「ボディーガード」という特殊な役職の方)は、しばらく自分の正体を隠しておく(そしてここぞというタイミングで明かす)必要があります。その点でも一般人のフリをするスキルが求められます。


なぜこのゲームが世界中で愛され、そしてこの理論研修でも盛り上がるのか。それは前述のとおり「シンプルさ」「奥の深さ」が挙げられますが、加えて「堂々をウソをつけることの快楽」にあるのかもしれません。

私達、特に中小企業診断士のような高潔さ、清廉潔白さが求められる職業では「ウソ」をつくことは決して許されません。特にインターネットやSNS全盛の昨今、不正や隠し事の多くは容易に暴かれ、多くの人に伝播し、そうして当人や診断士そのものに対する信頼が失われます。だから私達は、正直に、真摯に、誠実に、目の前の仕事に取り組んでいく必要があります。

しかし一方で、いい人であり続けるのもラクなことではありません。時にはハメを外したくなります。自分じゃない自分を演じてみたくなることもあります。ウソをついてバレるかバレないかのスリルを味わいたい、そう思うこともあります。

まあ、診断士も万単位で存在していますので、プライベートでウソをつきまくっているゲスな人も中にはいるかもしれませんが…そうでない大多数の方にとっては、この研修はある種のリフレッシュの場になると、私は考えています。

後ろめたさを抱えることなくウソをつきまくりたい方にはぜひオススメの研修です。しかも、仮にウソがばれたとしても、ゲームで負けるだけです。何も失うものはないのです。ジェットコースターと同じで「スリルがあるけど安全」な空間です。

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次回は10月6日(土曜)午後、神田近辺での開催です。すでに数名の参加希望をいただいていますが、(8月25日現在)まだ席はあります。「診断士版ライアーゲーム」へのご参加を、ぜひお待ちしています。東京以外での開催も検討中です。