Paper-Chase's Prayer

コンサル&外資系金融での実務経験をもとにビジネス・仕事術系の雑感を書いていきます。

次回理論研修 11/23:書籍10冊分のノウハウを4時間で学べる「インストラクショナル・デザイン(研修設計)」

中小企業診断士の理論政策更新研修としてこちら(いわゆる「人狼研修」)をご案内してきましたが、

paperchase.hatenablog.com

このたび2つ目のテーマをオープンすることになりました。初回は11月23日(土)午後に都内で開催となります。

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 テーマは「インストラクショナル・デザイン」(研修設計)。教育学の1分野として研究されている、授業や研修を正しく設計・開発するためのアカデミックな方法論です。

診断士資格を取得してから10年以上に渡って研修やセミナーの仕事をさせていただきましたが、振り返ってみれば、それらの設計・開発はほぼ自己流でした(コンサル会社にいたときに上司の指導をちょっと受けたくらい)。

しかし、あるきっかけで「インストラクショナル・デザイン」なる分野があることを知り、関連書籍を紐解いてみると、自分の研修をより改善できるノウハウや、これまでに見落としていた視点が多数あることがわかりました。

たとえばこのように、インストラクショナル・デザインの世界にはたくさんのフレームワークが存在します。

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  • 研修設計の基本プロセス「ADDIE」
  • 研修の魅力度を高める「ARCS」
  • 効果測定の4段階「反応、学習、行動、結果」
  • などなど…

理論研修の中ではもちろん全ては紹介できませんが、診断士が研修開発するうえでのヒントや刺激になるネタがふんだんに含まれています。

私もこの分野をもっと勉強して仕事に活かそうと思い、10冊以上の書籍に当たって自分の研修開発に採り入れてきました。

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本理論研修では、そのエッセンスをお伝えし、もちろん「実際に研修を設計する」演習も行うことで、その定着を図ります。

研修やセミナーの仕事に携わっている方、これから携わりたいと考えている方、企業内で研修開発や実施に携わっている方。ぜひ本研修を通してより「魅力的な研修」「効果の出る研修」の開発手法やフレームワークを身につけてみませんか? また、研修を発注する立場の方にもおすすめです。提案された研修が正しく設計されているかを評価する技術が身につきます。

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演習やディスカッションに重点を置くので受講人数はあまり多くできません(しかも、すでに席は半分以上埋まっています)。ご検討・お申し込みはお早めにどうぞ!